メルボルン19日ー保護団体は、現行の連邦政府の環境計画では、毎年15000人ものオーストラリア人が猛暑による何らかの病気が原因で死亡し、山火事の発生率は倍増し、国家のシンボル的存在である建物が壊滅してしまう可能性がある、と警鐘を鳴らしている。
同保護団体によるこの発言は、先週オーストラリアで開催された、地球温暖化問題をめぐる「クリーン開発と気候に関するアジア太平洋パートナーシップ」の6カ国協議後、グリーン・エネルギー開発に5年間で1億ドルの投資をすることを発表した豪政府の決定に対し向けられたもの。同保護団体は、この計画は経済効果を狙ったもので、結果的に2050年までに温室効果ガスは100パーセント以上増加し、気温を4度上昇させることになるだろ、と推測している。
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