キャンベラ 8日 - オーストラリアの小麦輸出会社(AWB)がサダム・フセイン政権に3億ドルもの払い戻し金を支払っていたとされる事件で、ケビン・ラッド野党外務スポークスマンは、支払われた金がパレスチナ人の武装部隊に渡っていたかどうか調査するように連邦政府に要求した。
パレスチナのアラブ解放前線は、サダム政権から何億ドルもの資金を対イスラエルの自爆テロで死亡した者の家族に支払う為受け取っていた。 イラクからの資金を受け取る担当者だった男性は、金の出所は知らされておらず、「この資金がオーストラリアから来たものか、ドイツか、フランスか、それ以外のどこかの国からのものか、我々は知らない。自爆テロの殉職者の家族には米1万ドルが支払われ、合計では2000から2100家族がこの支払いを受け取った。」と語った。