[シドニー-11日]メルボルン出身で、人気ロックバンド、コールド・チズルの元マネージャーだった男性が新しく購入した車が気に入らないとショールームに火をつけ、その後、自分の行為を恥じて飛行機内のトイレで首を吊った。
ピンクフロイドのマネージャーを務めたこともあるというギャリー・ジョーゲティス氏(56歳)は、購入したばかりのSUVが気に入らないからと、マイアミにあるフォードのショールームに車ごと突っ込んだ。さらに自分の車と10台以上の他の車に火をつけ、被害総額は100万AUドル以上。駆けつけた警察に向かって、「殺してくれ!」と叫んだという。
第一級放火罪は最長懲役30年の刑に処される重罪。2万AUドルの保釈金を払い釈放されたジョーゲティス氏はテレビ局のインタービューで、自分の罪を非常に恥じているとコメント。その後、ロサンジェルス行きの飛行機に乗った彼は、機内のトイレで首吊り自殺した。遺書には、自分には論理的なセンスがないなどと書かれていたという。