ブリスベーン12日ー浅瀬に集る魚を求めて岸周辺に大量発生したグレイナースサメとジンベイザメが確認されたことから、ゴールドコーストのバーレイからサウスポーまでのビーチは2日連続閉鎖された。しかし、サメの警告が発令しているにも関わらず、自分の身を敢えて危険にさらそうと海に向かったサーファーらは数人いたようだ。
クイーンズランド州ライフセイバーのスー・ネイルさんは、サメは餌(魚)を食べるとき目を閉じるので、サーファーらがサメと衝突する危険性があり、そのときサメが餌を激しく噛みちぎっている最中なら、人間をもいとも簡単に噛み切ってしまうと語った。サメの餌となる魚の大群がゆっくりと北方へ移動するとともに、今週の中ごろまではさらに多くのビーチでサメによる影響が出ることが予想される。