ブリスベーン6日ーロサンゼルスで6日開催された第78回アカデミー賞にて、オーストラリア人撮影カメラマン、ディオン・ビーブ氏(38歳)が撮影賞を受賞した。「メモリーズ・オブ・ゲイシャ」での鮮やかな色使いが高い評価を得、オスカー獲得が決定。同氏は受賞式で、「信じられない。最高の気分だ」と受賞の喜びを表現した。
同氏は、2003年のアカデミー賞でも、ミュージカル「シカゴ」でノミネートされていたが、惜しくもオスカー獲得には至らなかった。
ブリスベーンに住むビーブ氏の親類は同氏について、「彼はとても謙虚で、才能に富む、素晴らしい人物」と賞賛。ビーブ氏は4歳までブリスベーンで過ごし、その後家族は南アフリカ共和国へ移動。学生時代から映画に興味を持ち始め、オーストラリアのフィルム・アンド・テレビジョンスクールを卒業。