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NSW州のアフリカ難民、大部分が健康診断を受けずに入国

シドニー- モリス・イエマNSW州首相は8日、連邦政府が適切な健康診断を受けずにオーストラリアへ入国許可されたアフリカ難民が多数NSW州へ送られていると発表した。

NSW州衛生局の報告によると、2005年に州内に移民したアフリカ難民4000人中たったの37%のみが伝染病などの健康診断をオーストラリア入国前に受けていた。同州首相は、「結核、マラリヤ病、肝炎、そして麻疹などの検査を受けていない難民を入国させることは、国内にこれらの病気を発生させる危険を高めている。」と非難した。

また難民への英語教育制度の遅れも指摘され、これがアフリカ難民が仕事に就き難い原因の1つであり、同難民らの高い失業率は、また、彼らの犯罪に関る確率を上げている。

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