シドニー 14日- シドニーのシティレイルを運営するレイルコープ社は14日、シドニーの全駅でアスベストの調査が完了するまで全ての修復及び建設作業を中止すると発表した。
イーストウッド駅でアスベストが発見されたことから始まった調査では、これまでの10日間でアスベストに関して9駅が調査され、その中、エッジクリフ駅とカメリア駅で危険なアスベスト粉塵が発見された。エッジクリフ駅の予約センターは現在閉鎖中。
ビンス・グラハムレイルコープ社CEOは、「アスベスト調査が完了するまで、シティレイルの300に及ぶ駅での修復、建設作業を中止する。我々は、この件に関し、非常に慎重な対応をしており、完全に安全が確保されるまで危険な施設は閉鎖する予定だ。1950年、60年代にシドニー周辺に建設された何千、何百もの家がアスベストを建材として使用しており、駅も同様だ。」と述べた