シドニー27日ー救世軍(the Salvation Army)が27日に出版する報告書で、シドニーの高級住宅街であるノースショア地域では、女性に対するドメスティック・バイオレンスが増加傾向にあることが判明した。
報告書によると、シドニー北部の社会・経済レベルの高い家庭内での女性に対するドメスティク・バイオレンスが着実に増加しているという。また、ドメスティック・バイオレンスの被害者のうち裕福な家庭の女性の被害者の割合が4人に1人で、その事実が逆に、裕福な家庭でのドメスティック・バイオレンスが大幅に軽視されることに繋がっているという問題がある。
経済的に裕福な家庭における、ドメスティック・バイオレンスの要因についての詳細は、27日にウィロビー会議室にて発行される予定。