キャンベラ28日ー経済開発協力機構(OECD)の年次報告書で、先進国が加盟するOECD諸国の中で、オーストラリアが最も犯罪による被害者の割合が高いことが判明した。
1990年からオーストラリア国内での犯罪犠牲者数は増加している。また、オーストラリアは、OECD諸国の中で、暴行、脅迫、性に関する犯罪による被害者の割合が最も高く、窃盗による被害者の割合は第2位。強盗、車両の盗難、車上荒らしなどの犯罪件数も増加している。
オーストラリアの次に犯罪被害者の割合が多いのがニュージーランド。一方、米国の犯罪被害者数は減少しており、中間に位置している。