キャンベラ28日ーオーストラリア軍隊が2006年に、再びアフガニスタンへと派遣されることが予定されており、テロリストや自爆テロに遭遇する危険性が非常に高いと懸念されている。
オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)の報告によると、200名の地方復興チーム(PRT)の軍隊の派遣先は、今までエリート軍隊のみが派遣されてきたアフガニスタンの中南部のウルズガン。同研究所の分析家、エルシナ・ウェインライト氏は、「今回の地方復興チーム(PRT)の派遣は、これまで行ってきたアフガニスタンへのオーストラリアの取り組みとは性質が異なるもの。PRTは、特別軍隊ではないため、非常に危険な状況下の中、復興活動に従事することになる」と語った。
オーストラリアは現在、特別軍隊300名を、暴動が頻発しているウルズガンに派遣している。ウルズガンでは、タリバンの残存兵、アルカイダ兵、その他の外国兵らが混在する複雑な形で、依然として暴動が続いている。