キャンベラ 6日 - ロイヤル・オーストラリア貨幣鋳造所から、靴やランチボックスに隠して500キログラムにも及ぶ2ドルコインを盗んだ男が、ACTの治安判事裁判所で有罪を認めた。
ウイリアム・グゼスコヴィアック(48)は、同貨幣鋳造所のコイン鋳造部で契約社員として働いていた2005年4月から今年2月までの10ヶ月間に、靴やランチボックスに忍ばせて、鋳造所から1回に約600ドル分の2ドルコインを盗み出した。鋳造所の労働者の多くは、つま先に警備の金属探知機に反応する鉄の入った安全靴を履いており、労働者たちは金属検査中も安全靴を脱ぐ必要はなかった。
126,000ドルに及ぶ金は、プラスチックのバケツやビニールの買い物袋に入った状態でグゼスコヴィアックの母親の家のガレージに置かれたあった。
同事件の発覚によって、貨幣鋳造所での安全警備システムに大幅な改善が行われた。