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木を植えなければ、失業するかも

キャンベラ 6日 - 世界的な気候変化がオーストラリアへ与える影響を推測した報告書が6日発表された。同報告書によると、今オーストラリアが二酸化炭素排出量減少に向けて植林を始めないと、気候変化によって、今後20年間に国内で25万人が職を失うという。

同報告書は、オーストラリア経済が成長を続けながらも、今後50年間に1990年に排出された地球温室化ガスの60%の水準にガス排出量を減少させることは可能とした。しかし、ボブ・ブラウングリーン党上院議員は、オーストラリア政府が、同報告書の地球温暖化ガス減少目的値を達成できる可能性は低いとし、「オーストラリアは先進国中で最悪の温暖化ガス排出量を記録している。目的のガス排出量減少値は、政府が再生可能エネルギーへとエネルギー政策をシフトしなければ決して達成できないだろう。」と語った。

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