シドニー 6日 -NSW州保健局によって、この3週間で3度目のシドニーでの麻疹流行の警告が発せられた。
4月1日にリバプール病院で麻疹と診断された乳児は、3月半ばから報告され出した麻疹感染患者の6番目。3月後半に同病院で、もう1人の麻疹患者が報告されており、残りの4人はウエストメッド児童病院で3月に報告されている。
公共保健局は、リバプール病院の麻疹患者がいた可能性のある場所に4月1日(土)から3日(月)の間に訪れた人に連絡をとり、予防接種を受けるように勧めている。麻疹の症状は、発熱、疲れ、鼻水、咳き、目の充血などを含み、感染後10日前後で発病する。
NSW州保健局は、子供の予防接種が済んでいるかの確認と、また、40歳以下の成人で麻疹の予防接種を2回以上受けていない人は、至急予防接種を受けるよう促している。