ブリスベン 7日 - 最新の国内旅行統計局の報告書によると、オーストラリア人が2005年に国内で泊りがけの旅行をした件数は6990万件で、前年から6%の減少となっている。宿泊数は2億7590万件で、前年から7%の減少。
クイーンズランド州観光産業機関代表のダニエル・ゴシュビンド氏は7日、国民が仕事に重みをおく姿勢を変えない限り、国内旅行件数は縮小していくだろうと述べ、「オーストラリア人は人生のバランスが崩れ出している。仕事をし過ぎて、人生の他の面が犠牲になっている。お金を家の改築や、ホームローンの返済や新しいテクノロジーに費やすばかりではなく、人生をもっと豊かにするためにバカンスに費やすべきだ。休みをとって旅行をしないことは、また健康にも悪影響を及ぼす。」と語った。