シドニー11日ーシドニー北部のニューキャッスルビーチでサーフィンをしていた15歳の少年が11日午後1時30分ごろ、サメに襲われた。同少年はサメに足を噛まれ、噛まれた足にはサメの歯が突き刺さっており、歯を摘出する手術が行われる予定。少年を襲ったサメの確認はできていない。
このサメによる攻撃は、よりにもNSW州政府がサメ専門家との間で、同州のビーチにおけるサメの侵入を防ぐためのネットの使用について議論をしている最中に発生した。同会議では、イルカやその他の生き物がネットにかかることを防ぐための新対策について議論された。NSW州では1937年からサメ用ネットが施行されて以来、同州内でサメによる死亡者はわずか1名にとどまっている。