ダーウィン 13日 - 北部準州のアウトバックで3ヶ月間、ヒルやバッタや蛇を食べて生き延びたと語る男性が、ビリンドゥドゥステイションの労働者によって発見された。
ブリスベン在住の35歳男性リッキー・メジーさんは、今年1月に北部準州と西オーストラリア州境付近の砂漠で迷い子になり、ダムの水とアウトバックの生き物のみを食べて3ヶ月間生き延びたとされる。発見された当時、メジーさんはひどくお腹をすかせており、真っ黒に日焼けしていた。3ヶ月間で60キロも体重が減少したという。
メジーさんの話には、懐疑的な部分もあり、どうやって彼が行方不明になったかの詳細はわかっていない。メジーさんは、「最後に覚えているのは、西オーストラリアのポートヘッドランドへ向かってハイウェイを走っていたこと。少し眠くなってきて、頭が混乱して来て、次に気がついたときにはうつ向けに穴の中に寝ていて、上にビニールがかかっていて、その上には石や泥がのっていた。4匹のディンゴがビニールをカリカリ引っ掻いている音で目が覚めたんだ。」
メジーさんの運転していたと思われる、2001年型三菱チャレンジャーのステイションワゴン(プレートナンバー398-GDY)もまだ行方不明のまま。