[シドニー-21日]シドニーの路上でギャング同士による血みどろのケンカが発生。バンディードーズのメンバーの一人が死亡、ケンカ相手は逃走した。警察は今回の処刑スタイル殺人に対し、報復が行われる危険性を危惧している。
死亡したのはバンディードーズ・バイキー・ギャングのメンバーでタラマラ在住のロドニー・モンク(31)。彼は20日午後9時過ぎ、シドニー西部の路上で頭を撃たれて死亡しているのを発見された。
目撃者は、2発の銃声を聞いた後、血の海の中に横たわっているモンク氏を発見。また、彼を殺害したと思われる人物がタクシーに乗り込むのも目撃されており、運転手に事情を聞いたところ、タウンホール駅付近でその男を降ろしたという。
バンディードーズは1984年、ライバルギャングであるコマンチェロズとの闘争で14才の少女を含む7名の死亡者を出した。初期のリーダー、スノットグラスは終身刑を言い渡され服役中。
モンク氏を殺害後逃走中のギャングに関し、39才で、身長は180cm、ヨーロッパ系白人でグレーのショートヘア、筋肉質との情報があがっている。武器を携帯しており非常に危険だという。