[メルボルン-23日]ワラビーのミルクの中に、ペニシリンの100倍強力な抗菌成分が発見された。
その成分はAGG01と名付けられ、ビクトリア州政府の研究チームリーダーのベン・クックス博士によれば、人間と動物両方の健康促進に大きな衝撃を与えるものだという。
タマール・ワラビーのミルクが、母ワラビーの袋のなかで育つ免疫不足の子ワラビーにどう影響しているかを研究した結果、抗菌成分AGG01がバクテリアに強力に働きかけることが明らかになった。
AGG01はMRSA、ゴールデン・スタフ、エコリ、ストレプトコーチ、サルモネラ、バシルス、サブチルス、プセウドモナスその他の菌に対して大きな効果が期待されている。