シドニー24日ーイエマNSW州首相は、ブルーマウンテン、イラワラ、セントラルコースト、ハンターバレーの各線で今年末までに導入される予定の新型電車の視察を行った。新型電車には、エアコン装置だけでなく閉回路テレビ(CCTV)のセキュリティーカメラが完備されている。同州首相は、今まで以上に快適で安全な鉄道サービスを提供することが、公共交通手段の利用の促進に繋がると語った。
一方、野党の運輸スポークスマンのバリー・オファレル氏は、この新型電車のサービスは本来一年前に導入される予定が先延ばしになっていたもので、約4000万ドルものコストが無駄になっていると語った。