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タスマニア金鉱での救出作業、あと一歩

ビーコンズフィールド 3日- タスマニアのビーコンズフィールド金鉱で、9日間地下に閉じ込められている2人の鉱山労働者の救出作業が3日夜、最終段階に入った。

トッド・ラッセルさんとブラント・ウェブさんは、細いパイプを通して届けられた家族からの手紙を読み、アイポッドで音楽を聴いて地下での9日目の夜を迎えた。また、2人は同僚のラリー・ナイトさんが、2人を地下に閉じ込めることになった25日の落石事故によって死亡したことを告げられた。

2人に到達する為に、最後の12メートルの岩盤にハイテク掘削機で直径1メートルの穴を削る予定だが、同岩盤はコンクリートよりも硬く、また掘削作業による振動が新たな落石を引き起こさないように細心の注意が払われるため、作業には更に48時間が要されると見られている。

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