シドニー8日ーオーストラリア最大の自動車協会NRMAは、全てのドライバーは運転技術能力を確認するために、10年ぐらいごとに定期的な試験を受けるべきだと語った。シドニーの歩道にいたソフィー・ディレジオちゃんが先日、80歳の老人ドライバーにひかれた事件が発端となり、高齢者ドライバーの運転能力を確認するための方法について、議論が巻き起こっている。
NRMA自動車サービスのアラン・エバンズ会長は8日、高齢者ドライバーに対し、より早い年齢での健康チェックを受けさせる必要性についての見直しを行うというNSW州政府の決定を歓迎すると語った。現行では、80歳以上の高齢者のみが視力検査を含む健康チェックを定期的に受けることが義務付けられている。一方、85歳以上の高齢者が運転技術テストの受験が義務となっている。