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高齢化が生む認知症患者、オーストラリアの高齢者ケア

キャンベラ8日ー連邦政府は8日、認知症患者(痴呆症患者)の世話に役立つ訓練を受ける高齢者ケア労働者の数を増加する計画を発表した。声明文の中で、政府は、この資金はもともと、約9000人の高齢者ケア労働者を対象にした訓練の実施を想定していたが、納税者に負担をかけることなく、さらに8000人の高齢者ケア労働者が今後この訓練を受けることができることを発表。

セナトー・サントロ高齢化相は、この訓練の実施によって、ますます増加している認知症患者に対する、高齢者ケア労働者の看護が改善されることが期待されると語った。また、同相は、オーストラリアの認知症患者の数は推定20万人。高齢化が進む中、この数は2050年までに50万人にまで膨れ上がることが予想されるとした。

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