シドニー9日ー人道的活動組織の児童救済基金が、世界125カ国の中で母親とその子供にとって最も優れた医療と教育システムがある国のランキング付けを行ったところ、スウェーデンが1位、オーストラリアはオランダと並び7位だったことが判明した。一方、カナダは9位、アメリカとイギリスは共に10位で、オーストラリアはこれらの国を上回ったことになる。ランキングの上位を占めたのは、スカンジナビア地域の国々で、デンマークとフィンランドが共に2位だった。
逆に、ランキングの下位を占めたのは、サハラ砂漠以南のアフリカの国々で、ニジェール、チャド、イエメン、シエラレオネだった。これらの国では、就学している子供はほとんどおらず、母親が無事に出産でき、生まれた子供が最初の1ヶ月を生き延びることが出来れば幸運なぐらい、母子にとって生活することが困難な国なのだ。