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家計に更なる医療費負担

キャンベラ 11日 - オーストラリア医療機関(AMA)が11日に発表した報告書によると、増加する医療費の負担は、政府の財源ではなく家計へとのしかかってくる見込み。

政府の新予算案では、医療費は年間平均して4.5%増加の見込みだが、高齢化社会やより費用のかかる最新の医療技術への導入などを考慮すると、4.5%という予測値は、医療費のインフレーションを補うのもぎりぎりの値といわれている。結果として、国民1人当たりの実際の医療費負担は増加する見込み。

また、同報告書は、新予算案が医療制度に対して特別な考慮を与えずに、他の分野、特に防衛などを優先していると述べている。

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