[シドニー13日]シドニー出身の男性がイスラエルのヨルダン川西岸地区で国際連帯運動(ISM)の抗議活動中、頭を撃たれてイスラエルの病院に運ばれ治療を受けている。
ISMによれば、デモの最中にイスラエル兵士が手榴弾やゴム弾を投げつけ、7名が負傷した模様。シドニー南部、ヨーウィー湾出身のフィル・レイスさんとデンマークのデモ参加者1名は頭部にゴム弾が直撃、重傷を負ったとのこと。レイスさんは2週間前からISMの活動に参加しており、デモ風景の撮影が行われている最中だった。
レイスさんは脳から出血しており、テル・アビブのテル・ハシュマー病院で治療を受けている
ISMはイスラエルのパレスチナ占領に反対する非暴力のパレスチナ人主導の団体。「人間の楯」運動などで知られる。