キャンベラ14日ーオーストラリア政府は14日、新著作権法案のもと、テレビ番組の録画やラジオ番組の録音、およびCDからmp3へのマテリアルの移動が合法となることを発表した。フィリップ・ラドック法務次官は、この計画によって、著作権法が消費者にとってはより公正なものに、また海賊版の製造者にとってはより厳しい法律になるだろうと語った。
新法案においては、家族や友人によって鑑賞される目的のテレビ番組の録画やラジオ番組の録画は合法となるものの、これらのビデオテープの販売、金銭が発生する貸し借り、学校や一般聴衆を対象にした上映を禁止している。また、同法改正によって、音楽、新聞、本などの内容をiPodやmp3プレイヤーなどへ移すことが合法化される。