シドニー21日ーエリック・ルーゼンダールNSW州道路相は21日、州内のスクールゾーンの安全性を確保するための対策の一環として、同州内の全学校前に警告点滅ライトの設置をすることを発表した。また、同州政府は、同警告点滅ライトの設置のために、寄付金やスピード違反の罰金が今後必要になるとした。
この数週間でシドニーの道路で4名の児童がひかれる事故が発生したことを受け、NSW州政府は同計画を今年末までに導入したいとしている。毎時40キロでサインとライトが点滅するこの警告システムにより、運転中のドライバーは自分がスクールゾーンにいることを認識することができるという。
また、NSW州政府は、スクールゾーンで交通違反を犯したドライバーに対し、更なる減点を科すとともに、罰金も75ドル増しされる予定であることを発表。