シドニー22日ーAustralia National University(ANU, オーストラリア国立大学)が実施した研究で、男女2人の子供を持つ親は、同性の子供2人を持つ親よりも、離婚に至らない傾向にあることが明らかになった。また、未婚のカップルの場合、男女の子供を持つカップルの方が、結婚に踏み切る可能性が高いことも分かっている。
ANUの経済学者であるAndrew Leigh(アンドリュー・レイ)氏は、過去5年間の国勢調査から6万人を分析し、子供の性別が結婚や離婚の決断に関連しているかを調査した。この研究結果より、親の結婚状態に子供の性別が何かしらの影響を与えているのは明らかとなっている。また、2人の子供を持つ家庭の場合、男女2人の子供を持つ親の方が、同性の子供2人を持つ親よりも、3人目の子供を作ろうと試みる傾向にあることも分かっている。