国際

豪政府、ジャワ島地震の被害国インドネシアに医療支援

ジョン・ハワード首相は28日夜、インドネシアのスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領と電話連絡をとり、ジャワ島地震の犠牲者に対する支援提供について話し合った、とABCラジオに語った。

ハワード首相は、ユドヨノ大統領に対し、地震で被害に遭った人々に対する追悼の意を表明するとともに、被害国のインドネシアに対し豪政府に何ができるかと尋ねたところ、医療支援の提供が必要との回答を得たと語った。豪政府は、すでに国際赤十字社を通じて、300万ドルの義援金の提供を発表している。

インドネシアのYogyakarta(ジョグジャカルタ)で27日に発生したマグニチュード6.3の地震により、4600名が死亡、35000もの建物が瓦礫と化した。同地震後、インドネシア政府は、国家の非常事態宣言を発表。インドネシア政府が発表した負傷者数は2155名。しかし、UNICEF(ユニセフ)のスポークスマン、John Budd(ジョン・バッド)氏によると、負傷者は2万人にのぼり、10万人以上がホームレス状態となっているという。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら