国際

連邦政府、ジャワ島地震被災地へ最初の医療チーム派遣

シドニー30日ー津波やビーコンズフィールド金鉱での救助活動などの経験を積んだ緊急サービスチームが30日夜、インドネシアのジャワ島地震の被災地に向かう予定。

27名のAusAID(オーストラリア国際開発庁)のメンバーは、オーストラリア連邦政府から派遣される最初の援助チームで、地震の被害を受けたBantul(バントゥル)地域で、犠牲者の救援にあたる。27日に発生したマグニチュード6.3の地震の被害を受けたジャワ島では、5000人が死亡、20万人がホームレスとなった。AusAIDチームの医療専門家には、NSW州とACT準州からの外科医、麻酔医、手術スタッフ、災害医薬専門家がおり、その多くが2004年の津波発生時に救助活動の経験がある。

 

同チームは、20万ドルに相当する整形外科の器具と病院での必需品を含む12トンの医療器具を持参していくという。AusAIDの医療チームのチーフ、David Cooper(デイビッド・クーパー)博士は、インドネシアに到着し次第、緊急に薬物治療や手術が行われるだろうとした。

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