メルボルン6日ーメルボルンのMonash University(モナッシュ大学)の研究者は、オーストラリア人女性のほとんどが、ブラジャーを買うことを、歯医者に行くのと同様に快く感じていないことが明らかとなったと発表した。

同大学のＤｒ Yelena Tsarenko（イェレーナ・ツアレンコ博士）によると、ブラジャーの買い物を楽しいイメージで宣伝している広告があるにも関わらず、昨年10月に調査された女性の59.2％がブラジャーを買うことを不快に感じていることが判明。同調査は、メルボルンのCaulfield（コールフィールド）地域のディスカウント店、Ｋ-ＭａｒｔとＴａｒｇｅｔ、またDavid JonesとMyerの2店のデパートで、600名の女性を対象に行われた。

調査の対象となった女性の20％以上が、今までに一度も自分の胸のサイズを適切に測定してもらったことがなく、また、63％の人が、過去12ヶ月間で、サイズを測定してもらっていないことが判明している。また、同調査では、お店に設置されたソフトな光線は、体を美しく見せる効果があり、78.7％の女性がブラジャーの購入決定に影響を与えていると答えていることが明らかとなった。