[アデレード9日]豪連邦政府はイラクでガードマンとして働いていたブリスベン出身の男性がバグダッド北部で殺害された事件を受け、同国で働くその他のガードマンに対してすみやかにイラクを離れるよう促している。
アレクサンダー・ダウナー外相は、34歳のその男性は、バグダットから北300kmの場所で軍隊を護衛している最中に殺害されたと発表した。排水溝に仕組まれていた爆弾が男性と他3名が乗っていた車両を直撃したとのこと。
高額の報酬と引き換えに、危険を顧みず何十人ものオーストラリア人がガートマンとして短期契約を結び同国内で働いていており、今回の事件によりそのリクスがいかに大きいということが明るみとなった。
ダウナー外相によれば、外務省はガードマン達と連絡をとっているが、仕事を続けるか否かは個人の自由であり、本人の意志が強ければ、実際に止めるのは難しいと述べた。また同時に、イラク入りしようとしているガードマン志願者にも注意を呼びかけている。