ブリスベーン21日ーQlD州の喫煙者は、同州の全面喫煙禁止にともない、食事や飲み物が提供される場所でタバコに火をつけると高額な罰金を課せられることになる。
QLD州政府は21日、25日から開始されるテレビでの宣伝を含め、地域社会の意識を高める運動を実施することを決定した。その宣伝内容は、7月1日からパブ、クラブ、レストラン、キオスク、持ち帰り可能なバーでの喫煙を全面禁止するというもの。一定の規定を満たすクラブ、カジノ施設のみが、屋外施設の半分を喫煙エリアとして指定できる。
しかし、Jo-Ann Miller(ジョアン・ミラー)健康省政務次官は、喫煙者は、規定に違反しても、3ヶ月間は150ドルの罰金を課せられないように対処するとした。また、ミラー健康省政務次官は、酒類販売許可施設が規定に違反した場合、9月1日より最高1万500万ドルの罰金が課せられる可能性があるとした。