メルボルン 6日 - 謎の地下隠れ家が、メルボルンの南西のTorquay(ト-クィ)の海岸沿いの自然保護区で発見された。
この隠れ家は、2メートル四方の部屋2つが10メートルの長さのトンネルでつながれており、内壁はベニヤ板で補強されており、トタン屋根をもつかなりしっかりした造りとなっている。この隠れ家を作るには、数ヶ月はかかったと見られるが、建設作業の目撃者がいないことから、夜間、暗闇の中で作られたものと思われる。この隠れ家は、自然保護区の散策道から僅か10メートル離れた砂丘の下に作られており、海岸からは40メートルの距離で、住宅地から反対側の位置にある。内部には、釘打ちや充填剤のチューブが放置されてあったが、最近使用された形跡はなかった。
この隠れ家が何故、そして誰によって作られたかは謎に包まれているが、麻薬密輸などの違法行為目的に使用されていた可能性もある。警察当局は、隠れ家の使用者の調査を続けている。