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ついに捕まった女詐欺師。映画並みの派手な放蕩が明るみに

[シドニー7日]6日、シドニー市内Ultimo(アルティモ)で逮捕された女詐欺師Jody Harris(ジョディ・ハリス)は6人の被害者から4万5千ドルを奪い、それを派手に使いまくっていた。

ハリスを何年も追っていたクィーンズランド、ビクトリア、NSWの3州合同捜査本部は35件の詐欺容疑で彼女を起訴した。シドニーの中央地方裁判所に現れたハリス容疑者は逮捕時と同じピンクのシャツ、黒のカーディガン姿で現れ、集まっていたマスコミに対し、恋人でビクトリア州警察のAndrew Twining(アンドリュー・トワイニング)巡査はどこにいるのかと大声で問いただした。現在ハリス容疑者はトワイニング巡査の子を妊娠しているという。
ハリス容疑者のNSW州での犯罪はRose Bay(ローズベイ)でGillian Casey (ギリアン・ケーシー)さんの財布を盗んだのが最初だった。数時間後、ハリス容疑者はケーシーさんのクレジットカードを使って洋服やバッグ、靴など2000ドル以上を購入。1000ドルの現金も引き出した。さらに彼女は他の被害者の個人情報を使ってシドニー市内の銀行で、計4000ドルの現金を手に入れた。
今年の1月12日にはAlistair and Joyce Urquhart(アリスター&ジョイス・アーカート)夫妻の銀行口座から娘のAmanda(アマンダ)さんを装って8000ドルを引き出し、翌日、翌々日と連続でアマンダさんの口座から計4500ドル以上を奪った。さらに1652ドルするプードルの子犬と犬用アクセサリー、3950ドルのタグ・ホイヤー 、ダイアモンド・ウォッチを購入。その後の約5ヶ月間、NSW州内での犯罪はなかったが、6月12日、パラマタでKatrina Creary(カトリーナ・クリアリー)さんの銀行口座から4000ドルを引き出し、その後2週間にわたって別の被害者Maria Konecsny(マリア・コネシー)さんのクレジットカードでシドニー市内の銀行窓口から12000ドルを手に入れた上、同じカードでアクセサリーや洋服、かつらなどを購入した。
法廷で彼女は、恋人の名前のタトゥーをマスコミに見せるために左手首を上げてみせるなどのパフォーマンスをした。ハリス容疑者が次に法廷に現れるのは8月1日。

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