[メルボルン8日]The Australian紙によれば、現在、オーストラリア政府は、北朝鮮のミサイル危機の解決のため、同国に安価な石炭を送る準備をすすめているという。
ジョン・ハワード首相は、ブッシュ米大統領から北朝鮮に対する制裁措置を支持してほしいとの要請を受けた。長年わたって米国は北朝鮮へのエネルギー供給支援を行ってきた。一方、野党もそれを支持する構えを見せ、労働党の広報、Kelven Thomson(ケルビン・トムソン)氏は、北朝鮮ができるだけ国際社会に復帰し、その一員としての認識を持てるよう積極的に手助けをしていきたいと述べた。
ハワード首相は北朝鮮を無法国家であると評し、訪問予定をキャンセル。また、同国への渡航規制を強化する見通し。また豪政府高官はミサイル危機ついての緊急会議のため、ワシントン、北京、東京、ソウルに派遣されている。