シドニー　２０日　-　４歳の少女Ｔｙｒａ　Ｋｕｅｈｎｅ（タイラ・クーネ）ちゃんが、ＮＳＷ州の中央西部Ｄｕｂｂｏ（ダボ）近くのＷａｒｒｅｎ（ウォレン）にある自宅の隣家の庭で、３匹のピッグハンティング犬に、頭部、頸部、そして身体を噛まれて死亡した。

タイラちゃんは、隣の家との柵をくぐって、隣の家の庭に入ったところ、隣の家の犬３匹の攻撃を受けた。タイラちゃんが、自宅から２時間ほど行方不明になっていた後、隣の家の男性が重傷を負った瀕死の状態のタイラちゃんを庭で発見した。

タイラちゃんは、Ｗａｒｒｅｎ（ウォレン病院）に運ばれたが２０日朝３時頃（豪東海岸標準時間）、必死の救命処置にも関らず同病院で死亡した。

タイラちゃんの隣人で、攻撃した犬の飼い主のＴｏｍ　Ｗｉｌｓｏｎ（トム・ウィルソン）氏は、「天使を失ってしまった。タイラは私の子供も同様で、毎日家に遊びに来ていたんだ。犬のことも知っていた。あの犬たちは、どれも信頼できる犬と思っていたのに．．．．」と語り、ピッグ犬の飼い主に、決して犬を信用しないようにと警告した。

タイラちゃんの父親Ｐｅｔｅｒ　Ｋｕｅｈｎｅ（ピーター・クーネ）氏は、「犬が人間の最良の友達なんて嘘だ。私自身も犬を飼ったことはあるが、もう二度と飼わない。」と怒りを表した。