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ギャング・レイプ被害にあった少女、体験談を執筆

[シドニー22日]3兄弟にレイプされた少女が、自らの経験を本にまとめている。

当時14歳だったTegan Wagner(テーガン・ワグナー)さんは2002年6月、パキスタン出身の3兄弟にレイプされた。犯人であるK3兄弟は、裁判を何度も妨害し、この事件はシドニーでも最も有名なギャング・レイプ事件裁判となった。
ワグナーさんは現在18歳。自らの経験を執筆中で、出版社数社が版権獲得に名乗りをあげている。事件後、彼女はうつ状態や過食に陥り、自傷行為を繰り返した。学校では辱めを受け、法廷では嘘つき呼ばわりされ、高校生活は長引く裁判で台無しにされた。今ようやく自信を取り戻したワグナーさんは、大学への進学を希望しており、同時に法の改正キャンペーンも行っていく予定だ。
「今、全てがいい方向に向かっています。ですが、レイプ事件は私の人生を大きく変えてしまった。このような犯罪がいかに被害者の人生に影響を与えるか、いまだタブー視されているこの問題の解決に全力を尽くしたい」とワグナーさんは新聞社のインタビューに答えた。

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