[ブリズベン23日]一匹の番犬が飼い主家族を危機から救った。番犬の名前はジャック、元気な小型テリア(ジャック・ラッセル)だ。
23日午前1時頃、ブリスベン南部、Norman Park(ノーマン・パーク)の2階建ての家に住むジャックの飼い主である34歳の女性は、ジャックが吠えているのを不審に思って様子を伺いにいこうとしたところ、階段の下から炎が上がっているのを発見。すぐさま2人の子供を連れて外に出た。
警察とQueensland Fire and Rescue Service (QFRS)が駆けつけたところ、既に炎を隣家に燃え広がりはじめており、急いで消火作業が行われた。女性宅のダメージは大きく、隣家の壁も焼けただれた。
QFRSの広報担当によれば、女性宅は築年数もかなりたっており、その分火のまわりも早かったが、まさにジャックのおかげで家族は命拾いできたという。ジャックと飼い主一家に怪我はなく、隣家の住人は火災当時留守だった。