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ガソリン価格の高騰でインフレ急騰 予想される金利の引き上げ

キャンベラ26日ーガソリンやバナナの価格の高騰でインフレが生じており、金利が再び引き上げられる動きが見られている。

6月までの3ヶ月間で、物価は1.6%上昇し、昨年比で4%上昇した。消費者物価指数は、準備銀行が適切とする範囲の2%から3%を大きく上回った。これは、11.2%の急激な上昇をみせたガソリン価格、フルーツ価格の52%の上昇、バナナの250%の価格上昇が主な要因とされる。また、病院や医療機関での料金は4%、住宅購入価格は1.1%、賃貸料金は0.9%上昇した。一方、自動車価格は1%、オーディオ機器、コンピューターなどの価格は2.6%下落した。

ガソリン価格の高騰がそのほかの商品の価格を上昇させる、いわゆる二次的効果の兆しがみられ懸念されている。81日には準備銀行で専門家らによる会議が開かれ、金利が0.25%引き上げられることが見込まれ、2000年以来最高金利率を記録する予定。


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