シドニー 26日 -26日、新たな国際線ルートの格安航空券を発売開始したジェットスター航空のウェブサイトに、アジア方面への格安航空券求める人々が殺到し、同サイトはクラッシュした。同サイトがオープンして間もなく、100,000人以上のアクセスがあったものと見られる。
ジェットスター航空が今年11月から運行開始予定の新たな国際線ルートには、シドニー、メルボルン、ブリスベンからバンコック、プーケット、ホーチミン市、大阪、バリなどへの便が含まれ、将来的にはホノルルへの便も運行される予定。11月から6月の期間には、特別割引運賃が適用され、一部のアジア方面便は、税金やその他の料金を含めて片道169ドルという格安なものまである。同航空会社の国際線ルートへの格安便の拡大は、航空業界に運賃競争を繰り広げるものと見られている。
しかし、ジェットスターの特別格安料金は、何万とも言われている一定の特別料金航空券数を完売した段階で終わり、その後は、片道409ドルからという通常料金に戻ってしまう。
同航空会社の便では、乗客は、38席のプレミアムシートか265席のエコノミーシートかを選択することが出来る。エコノミークラスでは、乗客は、食事、機内テレビサービス、洗面道具、毛布、そして枕などを必要に応じて購入することとなる。飛行機に乗り込む際には、無料の水ボトルが渡される。