一般

レイプ魔の友人、「被害者を殺さなかった被告は評価されるべき」と発言

[シドニー28日]悪名高いギャング・レイプ犯Bilal Skaf(バイラル・スカフ)被告は、今後38年間、刑務所で暮らすことになりそうだ。

24歳のバイラル被告は、シドニー南西部で常習的に強姦を行っていた罪で豪強姦事件史上最も長い懲役55年の判決を受けていた(後に減刑された)。
28日、バイラル被告と弟のモハメド被告は、2000年8月にGreenacre(グリーンエーカー)のGosling Park(ゴズリングパーク)で起こった強姦事件の主犯として懲役11年と7年6ヶ月をそれぞれ言い渡された。事件はバイラル被告をリーダーに14人の男が現場に居合わせ16歳の少女を襲ったもの。
別の強姦容疑6件で既に最高で懲役28年の判決を受けている同被告は、今日の判決には笑顔を見せたという。悪性リンパ腫と診断されている弟のモハメド被告は同じ6件の容疑に対し、懲役18年6ヶ月を言い渡されている。
被害者の母親は今回の判決に満足していると述べ、いまだ事件のショックから立ち直っていない娘の回復に希望をよせた。

一方、Goulburn(ゴールバーン)刑務所で一緒だったというバイラル被告の友人、Zeky Mallah(ゼキ・マラア)元服役囚は今回の判決に対してこんな発言をした。「スカフ兄弟は、彼らのやったことについてもっと評価を受けるべきだ。なぜなら彼らはイラクのアメリカ兵のようにレイプ後に被害者を殺したりしなかったのだから」

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら