シドニー30日ーNSW州の看護師不足の問題に取り組むため、同州政府は、海外から150人以上の看護師を採用している
John Hatzistergos(ジョン・ハチスタゴス)NSW州保健相は、学生に対し看護師の職業を選択するように奨励することを目的とした新キャンペーン「No Two Days Are Ever The Same」の発動に伴い、海外の看護師の採用を発表した。
ハチスタゴス保健相は、英国、アイルランドから152名の看護師が今後6ヶ月にわたり、NSW州の病院で働くことになり、その半数以上がオーストラリアへの永住を希望していると発表。同保健相は、「この採用決定は、NSW州の病院が就労の場として魅力的であることを示す」と語り、この採用により、NSW州の看護師の総数は4万5千人となるとした。