キャンベラ1日-ジョン・ハワード首相は、今後も国家を率いる首相の座にとどまるために、次期選挙も戦うことを誓った。しかし、5期目の任期を最後まで務めるかどうかについては発言を避けた。
ハワード首相の今後の動向をめぐりさまざまな憶測が飛び交っていた中、ハワード首相は7月31日、首相として5期目を迎える来年も、首相の座を狙うことを発表した。コステロ財務相が、クリスマスまでにハワード首相の引退を要求した3週間後、ハワード首相は、自由党議員に対して、自身が自由党党首の座にとどまる旨をファックスで知らせた。
キム・ビーズリー野党党首は、ハワード首相が労使関係や金利の引上げの責任をとるためにも、同首相の次期選挙への参戦を歓迎するとした。