ブリスベーン1日-ブリスベーン西部のDalby(ダルビー)の農夫、デイビッド・グラハムさん(26歳)は、リアリティー番組「ビッグ・ブラザー」のハウスから退去を命じられる前に、政治家への転身について思いをめぐらしていたという。グラハムさんは、ビッグブラザーの公式ホームページで、自身のプロフィールに自分は「国民党支持者」だと書いていた。
これを受け、Barnaby Joyce(バーナビー・ジョイス)議員は、グラハムさんはすばらしい国民党議員になるだろうと、グラハムさんの意思を支持する形を示した。ジョイス議員は、ビッグ・ブラザー番組を「馬鹿げた番組」だと批判し、同性愛者の結婚に反対の姿勢を示している議員。ジョイス議員は1日、「同性愛者の結婚を主張するグラハムさんの政治的考えには「断固」として反対だ」としたが、グラハムさんが政治家としてのキャリアを追求したいなら、支援したいとした。
また、同議員は、「グラハムさんはQLD州の地方部、そして州全体の開発に対して強い思いを持っているしっかりした人物」だと評価し、グラハムさんは政治界で成功するだろうとした。
グラハムさんは、ビッグブラザーハウスを出てから、シドニーの年次行事であるゲイとレズビアンによるマルディグラのパーティーで出会ったボーイフレンドのSharif(シャリフ)さんとの愛が話題となっている。