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燃料費の高騰、テロやSARSよりもカンタス航空の経営に悪影響

キャンベラ 2日 - Margaret Jackson(マーガレット・ジャクソン)カンタス航空会長は2日、 高騰する燃料費が同航空会社経営に与える脅威は、2001年9月11日以降ののテロ脅威や、SARS、アジア地域の津波災害の影響よりも大きいと語った。

同会長は、テロの脅威や、SARSの流行は航空業界に大打撃を与えたが、燃料費の高騰ほど、航空会社の経営に危機感をもたらしたものはないと述べた。

カンタス航空の燃料コストは2002年-2003年期に15億ドルだったが、今年は約30億ドルに膨れ上がる予測で、来年には40億ドルに達すると見られる。 同会長は、誰もこの原油の高騰がいつまで続くか分からないが、長期間平均値の1バレル30ドルに戻ることはないと思うと語った。

同航空会社の今年度のコストの約30%は燃料費だった。

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