シドニー7日-テレストラ社は、今年5000台の公衆電話機を廃止する決定をし、公衆電話が一台以上設置されている場所の電話機を廃止するとした。
この大規模な公衆電話の廃止の決定は、公衆電話事業における年間約3000万ドルも損失が原因とされる。同社は過去6ヶ月間で950台の公衆電話を廃止しており、年末までにさらに4000台を廃止する予定。テレストラ社によると、公衆電話事業の収益は著しく低下しており、多大な損失を生んでいるという。
フェアファックス紙は、この公衆電話の廃止が実施される場所は、学校、大学、病院、観光スポットなどであると報じた。これらの公衆電話は学生によって使用されることが多く、ほとんどの場合、料金受信者払いのため、テレストラの収益にはならないという。