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山中に墜落した飛行機の4名の乗員、氷点下の夜を生き延びる

メルボルン 10日 -ビクトリア州の山中に9日夜6時(豪東海岸標準時間)ごろ墜落したセスナ機の乗員4名が、氷点下の気温の中、山の中で一晩を生き延び、10日朝、無事に救助された。

同軽飛行機は、NSW州の南部海岸地域のMerimbula (メリンブラ)からメルボルン近郊のEssendon(エッセンドン)空港へ飛んでいる途中に、Mt Baw Baw(バウバウ山)スキーリゾートの約東5キロ地点にあるMt Kernot(カーノット山)に墜落した。

10日朝8時15分過ぎに、同機のパイロットの携帯電話に連絡がつき、その後、山中の霧が晴れるのを待って、ヘリコプターによる救助活動が行われた。救助された4名は、切傷などの軽傷を負っているが、Latrobe Regional (ラトローブ地方)病院で安定した状態だという。

警察当局は、同機のパイロットが、ベテランパイロットで、素晴らしい緊急着陸を行ったと褒め称えた。同機は山中の台地の上に無事着陸したが、あと2キロずれていたら、ジャングルのような山中だったという。

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