シドニー　１７日　-　高騰を続ける原油価格をうけて、カンタス航空は、国際線の燃油特別付加運賃の更なる値上げに踏み切る。正式な発表は１８日か１９日に行われる予定。今回の値上げは、国内線には影響しない。

カンタス航空は１７日、昨年度から３０％減の年間利益４億７９００万ドルを発表した。同航空会社の燃料コストは２００５/２００６年度には前年度の４５％増の２８０億ドルに膨れ上がり、今年度には更に３９０億ドルまで増加する見込み。

同航空会社は燃油特別付加運賃を２００４年５月に導入し、今回の値上げは、今年４月以来のものとなる。４月の値上げによって、国際線で９８ドル、ニュージーランド間の便で５６ドル、そしてジェットスターのニュージーランド間国際便で４５ドルとなっている。