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クリスチャンの少女に「十字架を外さなければ停学」と学校側

[メルボルン20日]クリスチャンの少女が、学校で十字架のネックレスを身につける事を禁止された。

Sunbury Downs (サンベリー・ダウンズ)高校の生徒であるJamie Derman(ジェーミー・ダーマン)さん17歳は、ネックレスをはずさなければ停学にすると学校から通達を受けた。ジェーミーさんはNews Ltd新聞の取材に対し、憤りと戸惑いを感じていると語った。父親のGordon(ゴードン)さんは、クリスチャンにとって十字架をはずすことはイスラム教徒の女性にヘッド・ドレスをはずせと命じることと同じであり、非常に不当で差別的だと述べた。
カトリック教会は学校側の行為を信仰を妨げるものだと非難しており、メルボルン・カトリック大司教管区のChristopher Prouse(クリストファー・プロウス)司教代理も「全ての信仰は敬われるべきだ」と学校の決定に異議を唱えている。
同校のBrett Moore (ブレット・モア)校長は、今回の決定は新しいドレスコードの一つで、目につくようなネックレスは好ましくないというポリシーに従っているだけだと述べた。

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